予防歯科
当院では予防と定期健診(メンテナンス)を積極的に推進しています。
メンテナンスが必要な3つの理由
① 歯周病は再発します
国の調査によると、80歳で平均10本しか歯が残っていないという結果が出ています。成人が歯を失う原因の約半数は「歯周病」。そのほとんどが20代 〜 40代にかかり、長い年月を経て少しずつ歯を失っていきます。一度治療しても、放っておくとまた進行する歯周病。定期的なメンテナンスは、歯周病の進行を食い止めるもっとも確実な手段です。
② むし歯は痛んでからでは遅い
むし歯は早期に発見できれば、削らずに済む場合もあります。しかし、この段階では痛みは一切ありません。一方、はっきりと痛むほどにまで進行してしまうと、「神経」を取らなければならないこともあります。「神経」は栄養分も運んでいるため、取ってしまうと、その歯の寿命は著しく短くなってしまいます。そこで、定期メンテナンスではむし歯の早期発見のためのチェックをおこないます。
③ 歯石・バイオフィルムは「細菌」のすみか歯磨きだけでは防げない
むし歯や歯周病の原因となる細菌のかたまり「プラーク」。毎日の歯磨きでしっかり落とすことがまず大切です。しかしそれでも、数ヶ月もするとほとんどの方のお口に強固な「歯石」や「バイオフィルム（細菌の膜）」ができてしまいます。そこで、定期メンテナンスでは、専門の器具を使って、これらを時間を掛けて丁寧に取り除きます。
定期メンテナンスの内容
① お口のチェック
歯周病の進行状況を調べるための「歯周ポケット」 測定や、むし歯がないかなどの診査をおこないます。
② 歯石取りなど
チェックした内容をもとに、歯石の除去や歯面清掃（PMTC）などをおこないます。むし歯がある場合は治療をおこないます。
③ メンテナンス終了後
歯石の除去や歯面清掃（PMTC) が終わりましたら、その都度、院長先生のオススメの歯ブラシを差し上げています。
